OCNモバイルONEのセールで2022年発売のエントリースマホ「Redmi Note 11」を1100円で手に入れることができたので、どの程度使えるのか見ていきたい。
カタログスペック
Redmi Note 11 | |
CPU | Snapdragon680 |
メモリ | 4/64 |
ディスプレイ | 6.43インチ有機EL |
解像度 | 2400x1080 |
セキュリティ | 顔・指紋 |
バッテリー | 5000mAh |
防塵・防水 | IP53 |
重量 | 179g |
カタログスペックはこんな感じ。CPUやメモリを見ると明らかにローエンドだけど、有機ELのディスプレイとか大容量のバッテリーを搭載している。
処理性能
Snapdragon680を搭載
Redmi Note 11はローエンドCPUのSnapdragon680を搭載している。数字が小さい480よりも性能が低く、4Gにも非対応だ。
AnTuTuスコア25万点
AnTuTuベンチマークで計測した結果は253,190点だった。
私が持っている端末との比較はこんな感じ
iPhone 13(A15) 787497
iPad Pro 11 2020(A12Z) 768583
iPad mini 5(A12) 557240
Rakuten Hand 5G(Snapdragon480) 289839
Redmi Note 11(Snapdragon680) 253190
iPhone 6S(A9) 242430
Redmi Note 11はiPhone 6Sと同程度の性能となった。ブラウザとかYoutubeならサクサク動くけど、少しずつゴミが溜まっていって重くなるだろうから2年後に同じような動作を期待することはできないと思う。
デザイン
新品2万円台だから特別質感が良いわけではないけどサラサラとした質感で指紋が目立ちにくいのが良い。逆に指紋が付きやすいとレビューで言っていた人もいたから色によって違うのかもしれない。
バッテリー長持ち
バッテリー計測ソフト「PC Mark for Android」を回したところ、14時間26分となった。これなら2日は持つのではないだろうか。
カメラは値段相応
5000万画素とかクアッドカメラとか言ってるけど結局のところ安いスマホだからカメラは良いとは言えない印象。私は写真に関してド素人なので、間違っているかもしれないが許してほしい。
・朝6時頃
標準
超広角
空の青色が白っぽくなっているが、びっくりするほどひどくはない。
・夜景
標準
画像中央の幸手駅と書かれている部分が白飛びしているし、全体的にノイズが乗っている。
入口のところに書いてある文字はこんな感じ。
超広角(x0.6)
やっぱり白飛びしているし、ノイズがより多くなっている。
ディスプレイは優秀
Redmi Note 11はFull HD+で90Hzに対応した有機ELディスプレイを搭載している。低価格帯のスマホとしては優秀で、実際とてもきれいに映る。日中の外でも光量不足だと感じたことは無い。スマホを使う上で一番見るのは画面なので、そこを妥協せずにちゃんとした作りにしているのは評価が高い。
デュアルスピーカーを搭載
Redmi Note 11は上と下にそれぞれスピーカーがある。シングルスピーカーのスマホと比較してみたが、やはり音がクリアな感じがした。あと何気にイヤホンジャックも搭載してる。
リモコンとして使える
赤外線を搭載しているので、エアコンやテレビをスマホから操作することができる。でも、わざわざアイコンをタップしてリモコン画面を出すよりも
ソフトウェアに制限がある
性能が低いからか、画面分割・セカンドスペース・ツインアプリが使えない。これらの機能が欲しくてandroidスマホを買おうとしている人は要注意!
Redmi Note 11をおすすめできる人
・カメラをあまり使わない人
・美しい画面にこだわりがある人
値段の割にディスプレイの品質が非常に高い。
・イヤホンジャックが欲しい人
上部にしっかりついている。
・長持ちするバッテリーが欲しい人
大容量の5000mAhバッテリーと省電力なSnapdragon680のおかげで2日は余裕。
Redmi Note 11をおすすめできない人
・モバイルSuicaやPASMOを使いたい人
おサイフケータイに非対応なので使えない。
・風呂で使いたい人
IP53なので水没したらおそらく壊れる。
・ゲームをしたい人
Snapdragon680ではゲームは厳しい。
まとめ:動画再生向け
あまり高くない処理性能、きれいな大画面と高音質なデュアルスピーカー、長持ちするバッテリーを搭載している本機種は動画をよく見る人に良いスマホであると感じた。