広告 パソコン・周辺機器

【Realforce R3Sレビュー】廉価版だけど最高の使い心地

今回は、Realforce R3Sの30gテンキーレス日本語配列であるR3SD13を買ったのでレビューしたいと思います。

もっと軽いキーボードが欲しい!

私はもともと、メルカリで6,000円で買った91UBKという大昔のRealforceを使っていました。

しかし、そのモデルは変荷重タイプという軽く押せるキーと重いキーが混在しているキーボードだったため、重いキーを押す指が疲れてしまうという問題がありました。

そこで、全部のキーが軽い等荷重の30gのモデルを買おうと考えたのが購入したきっかけです。

Realforceは静電容量無接点方式

キーボードにはメカニカルやメンブレンなどの方式がありますが、Realforceは静電容量無接点方式という仕組みを採用しています。

私は文系なので詳しい話は分かりませんが、キーボードの中で物理的にモノとモノがぶつかりあうことがないので耐久性に優れるということらしいです。10年以上持つという声もあります。

Realforce R3Sのデザインは超シンプル

高級キーボードといえば、ライトピカピカなイメージがありますが、このキーボードは超地味なデザインです。

上位機種であるRealforce R3とちがい、右上の大きなボタンもなく、四隅も角張っているのでその地味さがより際立ちます。

ですが、地味だけど実は数万円もする高級キーボードだというギャップや業務用感がたまらないんです。

ちなみに、右上の色が違う部分に関しては割とダサいという声を目にしますが、私は普通に好きです。

Realforce R3Sのサイズはそれなりに大きめ

同じ静電容量無接点方式のHHKBとは違い、Realforceはフルサイズのキーボードからテンキーを取っただけの配列なので、142mm x 369mm x 38と結構サイズは大きめです。

高級なRealforceシリーズならではの機能

Realforce R3Sは20,000円もするだけあって機能が盛りだくさんです。ざっくりと紹介します。

APC機能

Realforce R3Sにはどれくらいキーを押すと反応するかを4段階で設定することができます。

一番浅い設定だとほんの少し触れただけ反応しますが、深めに設定するとしっかり目に打たないと反応しません。

今回の30gモデルの場合はキーそのものが軽いのである程度深めにしておいたほうがいいかもしれません。

ソフトウェアで設定可能

上に書いたAPC機能の他に、右上のLEDの色やキーマップを自分好みにカスタマイズすることもできます。

私は変換と無変換を使わないのでそこにShiftとEnterを割り当てていますが大変快適です。

全キー同時押し・Nキーロールオーバー

すべてのキーを同時押ししてもしっかり認識し、それを順序通りに入力することができます。

キーが同時押しになるレベルでタイピングが速い人やゲーマー

9でも安心です。

Realforce R3Sと上位モデル「R3」との違い

上に書いた通りRealforce R3Sは廉価版の割に機能もりもりですが、上位モデルであるR3と違う部分もあります。

接続方式

R3のほうは有線モデルと有線と無線両方使えるハイブリッドモデルが存在しますが、R3Sは有線モデルのみです。R3有線モデルはR3Sより2,000円、無線モデルはR3Sより10,000円高いです。

レーザー印刷

キーボードの文字が昇華印刷ではなくレーザー印刷となっています。

こちらのほうが文字が消えやすくなっているらしいです。

昇華印刷のキーキャップも売られていますが、すべてのキーを変えようとすると一万円くらいするので、それなら最初からR3の無線モデルを買ったほうがいいような気もします。

デザイン

R3Sは旧型のR2とほとんど同じ見た目をしています。R3は丸っこいデザインなのに対し、R3S/R2は角ばったデザインです。

個人的にはR3Sのほうが好きです。

Realforce R3Sを使ってみてわかったこと

長時間タイピングしても疲れない

私は最近タイピング練習にはまっており、結構長い時間やるのですが、まったく疲れなくなりました。

以前はやりすぎると指が震えてミスタイプが増えることがよくあったのですが、このキーボードに変えた現在はほとんどないです。

タイピングのプロだけでなく、練習段階の人にもいいかもしれません。

快感な打ち心地

20,000円もするだけあって、打鍵感は非常に良いです。

よく、静電容量無接点方式のキーボードの打ち心地はスコスコという声を目にしますが、私の場合はサクサクという感じがしました。

この感覚を言葉で表すのは結構難しいですが、無理やり例えるならば「宙に浮かんでいるものを机に押し付けている」ような感じです。

あと、ほかの方式のキーボードに比べ、抵抗が少ないように感じます。

静かにタイピングできる

私が買ったモデルは静音スイッチを搭載しているため、かなり音が抑えられています。

感覚としてはメカニカルの赤軸よりも静かです。これに関してはなんとなくとかではなくはっきりとわかります。

ちなみに、公式ページを見たところ、30gと変荷重は静音モデルのみで45gのみ標準モデルが用意されているようです。

まとめ

勇気を出して20,000円もするキーボードを買ってみましたが、打鍵感やソフトウェアで設定できるなど、値段なりの作りこみがされており、買ってよかったと思っています。

しかし、Realforceを買ったことで、ほかの静電容量無接点方式のキーボードが欲しくなってしまいました。

ただ、沼にハマってしまう可能性があるという点はRealforceの危険なポイントかもしれません。

 

おすすめ記事

スマホ

2024/4/17

【Mode1 RETRO IIレビュー】アイデアは素晴らしい【ガラケー風スマホ】

先日、祖母のガラケーが壊れてしまったので余っていた安いスマホを渡したんですが、タップやスワイプなどの操作の力加減がわからないそうで、使うことができませんでした。 どうしようかいろいろ調べていたところ、ガラケーの皮をかぶったスマホという面白いものを見つけたのでレビューしていきたいと思います。 ガラケー風の見た目と操作感 ガラケーを踏襲した高級感のあるデザイン 本物のガラケーと比較してみるとこんな感じです。 ガラケーとほぼ同じ雰囲気ですが、レザー調のデザインが好印象で古臭さを感じさせません。他のスマホで例える ...

ReadMore

タブレット

2024/4/17

【Alldocube iPlay 50 Mini Proレビュー】iPad miniよりいいかも【Palm Play Mini】

8インチタブレットといえば、高性能高価格なiPad miniとその他のゴミという印象が強いですが、Alldocubeがまともに使えそうなタブレットを出しました。それがiPlay 50 Mini Pro、別名Palm Play Miniです。 今回は果たしてこのタブレットがまともに使えるのかどうかレビューしていきたいと思います。 結構ほめているので案件と思われそうですが、残念ながら提供は受けていないです。 案件が来るような大物になりたいものですね。 iPlay 50 Mini Proの特徴 iPlay 50 ...

ReadMore

パソコン・周辺機器

2024/4/17

【Logicool M240レビュー】高コスパBluetooth静音マウス【USBも可】

今回は、静音クリック対応で、コンパクトで、最悪壊れてもダメージが少ない値段という、持ち運びにぴったりなBluetoothマウス「Logicool M240 Silent」を紹介します。 M240のデザインは超シンプル M240はLogicoolのマウスの中でも人気のM185/M186と同じシンプルな形状をしています。 コンパクトで持ち運びに良いですが、小さすぎないので持ちやすさも悪くないです。 M240のスペック M240のスペックは下記のとおりです。 M240見た目ボタン数3ホイール普通のホイール電池単 ...

ReadMore

未分類

2023/7/4

生産終了のLogicool G604の後継を考える【候補4つ】

G604が公式サイトから姿を消してもう何日経ったでしょうか。公式サイトから姿を消したということは生産終了、つまり廃盤になってしまったということです。今回は、G604が壊れる前に後継機を考えてみました。私はあまりゲーミングデバイスに詳しくないので、事務作業で使っているユーザー目線になってしまいますが参考になれば幸いです。 G604の特徴・スペック 後継機を探す前に、G604についておさらいしましょう。 ・スペック ボタン数13バッテリー単三電池x1持ち240時間(Bluetooth)センサーHERO 16K ...

ReadMore

未分類

2024/4/6

Logicool M750はM546(生産終了)の後継機になる?性能の違いを徹底比較!

Logicoolの多ボタン高コスパマウス「M546」が生産終了になってしまった。 本来なら2000円台で買えたのに今では最低でも8000円はする。 というわけで、今回は、M546難民予備軍の人々のためにM750と比較していきたい。 見た目の比較 見た目や大きさはよく似ている。中心のあたりが少し細いM510風のデザインだ。 ただ、よく見てみるとM750のほうが少しだけ大きい。 ボタン数の比較 M546は左右クリック、ホイールクリック、チルト、サイドボタンの7つでM750は左右クリック、ホイールクリック、ホイ ...

ReadMore

パソコン・周辺機器

2024/4/17

【1TB8,500円】BuffaloのスティックSSDがUSBメモリの完全上位互換で便利だよ!【SSD-PUT1.0U3-B/N】

長いことパソコンを使っていると、どうしても問題になってくるのがデータです。パソコンだけに保存しようとしても足りなくなることが多いし、何よりぶっ壊れたときに大変な思いをすることになります。 私も外付けHDDにデータを保存していたのですが、デカい遅い衝撃に弱いの三重苦だったので、今回紹介するスティックSSDを買ってみました。 Buffalo スティック型SSDを選んだ理由 外付けSSDを買うと言っても、それなりに種類があります。今回勝ったスティック型のほか、普通のケーブルでつなぐタイプや、SSDとケースを別で ...

ReadMore

パソコン・周辺機器

2024/4/17

【Logicool M550レビュー】ライバルが強い

私が非常にお勧めしているLogicool M750の下位モデルであるSignature M550を手に入れたので見ていきたいと思います。 正直、コスパ最高だと考えているM750と違いM550は微妙かなと感じてしまいました。 M550はSignatureシリーズの末っ子 LogicoolのSignatureシリーズには、私が推している6ボタンのM750、それよりもボタンが一つ少ないM650、今回紹介するM550の3種類があります。 M550はこれら3機種の中で最も安く、見た目もシンプルです。 サイドボタンす ...

ReadMore

パソコン・周辺機器

2024/4/17

【Realforce R3Sレビュー】廉価版だけど最高の使い心地

今回は、Realforce R3Sの30gテンキーレス日本語配列であるR3SD13を買ったのでレビューしたいと思います。 もっと軽いキーボードが欲しい! 私はもともと、メルカリで6,000円で買った91UBKという大昔のRealforceを使っていました。 しかし、そのモデルは変荷重タイプという軽く押せるキーと重いキーが混在しているキーボードだったため、重いキーを押す指が疲れてしまうという問題がありました。 そこで、全部のキーが軽い等荷重の30gのモデルを買おうと考えたのが購入したきっかけです。 Real ...

ReadMore

未分類

2024/4/6

【6,000円VS16,000円】MX ERGOとM575を比較【トラックボール】

・Logicoolのトラックボールを買おうと思っているけど安いM575か高いMX ERGOが迷っている。 ・M575からMX ERGOに買い替えようか迷っているけど、どれくらいメリットがあるのか気になる。 こんな悩みを抱えている方のために、この記事ではマウスを100台以上持っており、トラックボールを3年以上使用している私がM575とMX ERGOを比較して、こんな人にはこっちがおすすめですよと言い切ってしまおうと思います。 値段 値段については、タイトルにもある通りM575が6,000円、MX ERGOが ...

ReadMore

-パソコン・周辺機器