今回は、LogicoolのM720マウスを紹介します。性能が高いので最上位のMXシリーズと比較しながら見ていこうと思います。
デザイン
デザインは上から見ると左右対称ですが、右手にフィットする形状になっています。M705によく似ています。成人男性の手(19㎝前後)にフィットする大きさです。直接使用感には関係ないですが、クリックの部分が別れているのがMX MASTERシリーズっぽいですね。
基本スペック
基本スペックはこんな感じです。
型番 | M720/M720r |
ボタン数 | 8 |
電池 | 単三x1/2年 |
センサー | 光学式(不可視) |
接続 | Unifying USB/Bluetooth |
接続台数 | 3台 |
保証 | 2年 |
定価 | 9,240円 |
特徴 | ステルスサムボタン 高速スクロール |
MXシリーズ並みの8ボタンで超快適
M720は左右、ホイールクリック、チルトホイール、サイドボタン、ステルスサムボタンの8つのボタンを搭載しています。8ボタンというのはMX ANYWHEREよりも多く、MX ERGOと同じ数です。これだけあればたいていの作業は快適にできます。
快適な高速スクロール
高速スクロールを搭載しており、ハンドスピナーのように高速で回転するスクロールと通常のスクロールを切り替えられます。最長7秒間回り続けるので長いドキュメントなどをスクロールするのに便利です。
3台接続
M720はUSBとBluetoothの両方に対応しており、3台のデバイスに接続できます。3台接続はMXシリーズと同じです。PCだけでなくiPadなどにもつなげられます。
M720とM720rの違い
違いはロゴのみで、M720はLogicoolロゴ、M720rはLogiロゴです。安いほうを買えばいいと思います。
M720の良いところ悪いところまとめ
〇:手にフィットする形状
写真でわかる通り、右手で持ったときにフィットするように作られています。サイズも大きめで、成人男性の手にピッタリだと思います。逆に手の小さい方の場合は少し違和感があるかもしれません。
〇:ボタン数
8ボタンはLogicoolのマウスの中でもトップクラスで多いほうで、MX並みです(MX MASTERが9ボタン)ボタンの多さは快適さに直結するので大切です。
〇:高速スクロール
長いページをスクロールする人だけでなく、カチカチ感がない昔のマイクロソフトマウスのようなホイールが好きな人にもおすすめです。
〇:接続
USBとBluetoothに対応しています。USBの規格が最新のLogi BoltではなくUnifyingなのが少し残念ですが、利便性は同じです。
×:お値段高め
性能が高い分値段も少し高いです。安いときは6000円くらいで買えますが高いと9000円くらいします。
まとめ
M720はMX並みの高性能マウスです。ただ、ライバルがいます。それがM750です。M750は6ボタンですが、ジェスチャー機能で横スクロールができるので実質8ボタンとして使えます。高速スクロールや右手にフィットする形状が欲しい方はM720、そうでない方はM750をおすすめします。