今回は、M510の後継機の一つであるM560を見ていこうと思います。黒歴史というのは私が勝手に言っているだけなのであまり気にしないでください。
デザイン
M510と同じ左右対称でサイドボタンがあります。ホイール手前にボタンがありますが、ホイールクリックが高速スクロールの切り替えになっているのでその代わりです。
特徴
気持ちいいボタン
Logicoolのマウスのサイドボタンはカチカチならないタイプのものがほとんどですが、M560のサイドボタンとホイール手前のボタンはクリックがカチカチなる気持ちいいタイプのやつです。他にもM500やG304のサイドボタンもカチカチなるタイプです。
高速スクロール
M560は高速スクロールを搭載しています。この高速スクロールはM905やM555bのようなホイールクリックで切り替えるタイプのものです。
意外と高性能?
7ボタン、高速スクロール、左右対称。これってMX Anywhereと同じなんです。黒歴史とか言ってますが、なんだかんだ必要十分な性能を備えているところが憎めないポイントです。
M560の黒歴史ポイント
1.サイズが違う
M510は大型マウス(今で言うM650Lと同じくらい)ですが、M560は大型と言えるほどではありません。(普通のM650とM650Lの間くらい)画像で比較するとこんな感じです。
2.左右一体型
M560は右クリックと左クリックがくっついています。デザインのところをご覧いただければわかりやすいです。誤反応について言及している人が多い印象です。
3.謎ボタン割り当て
M560はデフォルトでチルトホイールが戻る進む、サイドボタンがデスクトップの表示とスタートメニューという謎の割り当てがされています。Windows 8用に考えられた割り当てらしいです。SetPointを入れればカスタムはできますが、ソフトを入れられない人は嫌な思いをしたことでしょう。
失敗あっての今
現在、M510にそっくりなM650やM750が非常に人気ですが他にも、最近のマウスは元のマウスの特徴を残したままのものが多いと感じます。M220をBluetoothとLogi Boltに対応させたM240やUnifyingをLogi Boltに変えて静音化したMX MASTER/ANYWHERE 3Sなどです。これもM560で仕様を変えすぎてあまり評判を得られなかった過去があるからだと思います。(ちょっと無理があるかもしれませんが……)
今後のLogicoolにも期待
最近はG300S、G604、M590などの人気マウスの生産終了が多いので、M510→M650のような感じで後継機種を出してほしいと願っています。M650/M750の成功をもう一度見たいんです。