持ち運びは出来ても使えない
先日、私は超小型で持ち運びやすいLogicoolのM187rというマウスを紹介した。
でも、このマウスには欠点が2つある。
そのうちの1つが、カチカチうるさいことだ。
クリックする度カチカチカチカチ
家ならいいのかもしれないが、図書館などの静かな場所では使うことができない。
ということで、今回は小型マウスの静音化をしてみた。
まずは分解から
静音化には中のパーツをいじる必要がある。つまり分解は必須。ということで開けていこう。
※分解を行うと、保証が切れてしまう恐れがあるので注意!
①ネジを取る
分解といえばネジ、ネジといえば分解。ということでネジを取る。
と言いたいところだけど、このネジは電池入れに貼ってあるシールに隠されているので、まずはシールに穴を開ける。㊉が描いてあるあたりにネジがある。
②パッカーン
ネジが取れたら、お尻の辺りを持ち上げてくぱぁ…する。
この時、前側は爪でひっかかっているので注意(まあ相当な無茶をしない限り破れないと思う)
③基板を取り外す
基盤が見えたら、取り外す。
こちらも爪で引っかかっているだけなので、取り外しは簡単。(場合によっては電池入れの電極に苦戦するかもしれないけど、最悪曲がっても戻そうと思えば戻せるからOK)
④元々のスイッチを外す
いよいよこの辺りからそれっぽい感じが出てくる。
基板の前側に大きな物体(上から押すとカチカチ鳴る)があると思うけど、それが元のスイッチ。
今日でクビになるやつだ。
こいつははんだ付けされているので、裏側から取り外す。
スイッチは2箇所はんだ付けされているので、その両方を同時にはんだごてで温め、ハンダが溶けたら
足を上から押す。こうするとぬるっとスイッチが落ちてくる。同時に温められない場合はハンダを追加すればやりやすくなる。私は追加した。
⑤残ったハンダを取り除く
スイッチを交換するには、穴にスイッチの足を入れなければならないんだけど、今のままではハンダが邪魔だから取り除く。
ハンダ吸い取り線の場合は、ハンダの上に線をあて、その上からはんだごてを当てる。
はんだ吸い取り機の場合は、ハンダを溶かして吸い取る。
ちなみに私が使っているのは、メルカリで買った謎のハンダ吸い取り機とgootの吸い取り線だ。
吸い取り線の方は200円とかで買えるので、非常に安いがその代わり使い捨てだ。
⑥スイッチを付ける
できた穴にスイッチの足を入れ、いい感じに取り付けたら新しいスイッチをはんだ付けをする。
穴にしっかりハマっていないと、うまくクリックできないなどの症状が出る恐れがあるので注意だ。
ちなみに私が購入したスイッチは20個入りで800円だった。つまり2個で80円。
1500円出して新しい静音マウスを買うよりもお得だ。(流石に20個は多すぎな気もするけど)
⑦組み立てる
ここまで来たら、もうほとんど終わったようなものだ。
元に戻すだけ。
本体に基板をはめて、ねじ止めをする。
お疲れ様でした。ってほどでもないか(オタク特有のイキリ)
最初は難しいかもしれないけど少しずつ慣れて行けばOK。
何なら慣れなくてもその都度調べながらやればOK。
楽しくやることが大事だと思う。
それでは。