キーボードには様々な種類がありますが、安いキーボードに使われているメンブレンとゲーミングキーボードなどに使われているメカニカルがメジャーだと思います。今回は、メンブレンとメカニカルでタイピングのスピードが変わるのか検証してみたいと思います。
なお、私の戦闘力は最高で339で、にちゃんねらー曰く"タイピングでは周りに敵無し、タイピングの世界に入っても十分やっていけると勘違いし始めるレベル"なのでタイピングやキーホードについて偉そうに語っていいレベルでは全然ありませんが、その辺は許してください。
使用するキーボード
メンブレン
メンブレンキーボード代表として使用するのはLogicool K240です。MK245Nanoというマウスとキーボードのセットに付属しているキーボードで、セットで2500円くらいなので単体では1800円くらいだと思います。
メカニカル
メカニカルのほうは、同じくLogicoolのSignature K855というキーボードを使います。こちらは1万円程度とK240よりも高いですが、メカニカルキーボードとしては結構安い部類です。軸は赤軸で、カチカチ鳴らないスコスコタイプです。
寿司打 普通コース・お勧め
寿司打は超有名なタイピングゲームです。今回は普通コースのお勧め(5000円)でやってみます。参考として、普段使っている東プレのRealforceというキーボードで2回ほどやってみたところ、1回目が7,980円(10000人中2651位)、2回目が8,640円(1768位)でした。
メンブレン
1回目 7,800円(2999位) 3.9回/秒
2回目 8,400円(2052位) 4.3回/秒
3回目 7,440円(3712位) 4.1回/秒
4回目 8,400円(2056位) 4.2回/秒
5回目 7,260円(4076位) 4.0回/秒
平均 7,860円 4.1回/秒
メカニカル
1回目 8,400円(2061位) 4.2回/秒
2回目 8,880円(1508位) 4.4回/秒
3回目 8,400円(2048位) 4.3回/秒
4回目 8,640円(1751位) 4.5回/秒
5回目 8,640円(1750位) 4.4回/秒
平均 8,592円 4.36回/秒
スコアは上がっていますが、速度のほうはそんなに変わっていないですね。
e-typing 腕試しレベルチェック 数のある言葉
Realforceでやったところ、一回目は292.23WPM、2回目は278.43WPMでした。
メンブレン
1回目 272.72WPM
2回目 285.24WPM
3回目 271.09WPM
4回目 290.58WPM
5回目 266.53WPM
平均 277.23WPM
メカニカル
1回目 275.71WPM
2回目 297.05WPM
3回目 284.79WPM
4回目 280.18WPM
5回目 287.55WPM
平均 285.06WPM
平均を見ると、メカニカルのほうが1分で入力できるキーが多く、だいたいひらがな4文字分です。
タイプウェル国語R 常用語
タイプウェル国語Rは400打の速さを計測するタイピングゲームです。単語と単語の間でスペースキーを押すことや、ミスをしてもスコアに関係がないことが特徴です。Realforceでは、1回目が70.5秒、2回目が67.5秒でした。
メンブレン
1回目 72.9秒
2回目 70.0秒
3回目 79.1秒
4回目 83.0秒
5回目 77.5秒
平均 76.48秒
メカニカル
1回目 67.9秒
2回目 73.7秒
3回目 73.3秒
4回目 67.9秒
5回目 70.0秒
平均 70.56秒
速くて60秒台後半、遅くても70秒台前半と、明らかに早くなっており、平均も6秒も短くなっています。これは明確に差があるといってもいいのではないでしょうか。
結論:多少は速くなるけど誤差
実際に比較してみたところ、確かに速くなりましたが明確に速くなったという感じではなさそうです。それに、キーホード選びは割と好みが出るので、たまたま私がメカニカル好きだったということも考えられます。
メンブレンからメカニカルにすることによって100%速くなるとは限りませんが、メカニカルで実力を出せる人だった場合、メンブレンを使い続けるのはもったいない気がするので安いメカニカルキーボードを使ってみるのもありなんじゃないかなと思います。中華メーカーのものであれば4000円くらいで買えます。