今回は、人気のあまりG700難民という言葉を生み出した伝説のマウス「G700」を見ていきたいと思います。
デザイン
デザインはMX MASTERシリーズの先代、Performance MXによく似た細長い形状をしています。大きさもけっこう大きめで、成人男性の手に合うサイズです。特に形状に関しては同じ700番台でも今のG703とはかなり印象が異なりますね。
圧倒的多ボタン
G700と言えばやはりこのボタン数です。通常のボタンに加え、サイドボタンが4つ、左クリックの左側に3つ、ホイール手前に一つの計13ボタンです。このボタン数が、G700以外使えない体の人々、いわゆるG700難民を作ってしまったわけです。G700よりも前に発売されたマウス「MX-Revolution」しか使えないMX-Revolution難民もG700に救われました。(結局難民になってしまいますが……)
圧倒的電池持ち
G700は本体に入れたエネループをMicro-USBで充電するPerformance MXと同じシステムを採用しているのですが、なんと一回の充電で24時間しか持ちません。Logicool史上最も短いと思います。最近のマウスは普通に電池1本で24ヶ月持つモデルも存在するのでその短さが際立ちます。
有線でも使える
G700は無線マウスですが、USBケーブルを繋げば有線マウスとして使うことができます。MX Verticalと同じですね。
G700難民
大変人気だったG700ですが、生産終了になってしまいます。そうすると、G700の快適さに慣れてしまって他のマウスが使えないG700難民が現れます。彼らはG604などの別のマウスを使ったり修理して使い続けたり苦労しています。G700で検索すると彼らの努力を見ることができます。私も元G700ユーザーで現在G604を使用していますが、完全に同じというわけではありません。そんなG604も生産終了になってしまった可能性が高いので早めに買っておいたほうがいいかもしれません。
今から買うならG604
今から買いたい場合はG604をおすすめします。生産終了になっていたり微妙に配置が違ったりと弱点はありますがまともにG700に張り合えるマウスが現状これしかない(Logicoolのみ)ので受け入れるしかありません。繰り返しになってしまいますが、早く買ったほうがいいと思います。G700とG604の比較記事も出しているのでそちらもぜひご覧になってください。