以前、ゲームはMinecraftくらいしかしないくせにゲーミングマウスのG304を買ってしまった。放置しておくのももったいないので、今回はこのマウスがゲーム以外の普通の作業でどれくらい役に立ちそうか見ていきたい。あくまでもゲーミングマウスではなく普通のマウスとしてのレビューなのでそこは許してほしい。
ボタン数は普通
ボタン数は、左右クリック、ホイールクリック、サイドボタン、ホイール手前の6つで、数、位置ともにM750やMX Anywhere 3と同じである。ガチのクリエイターでもない限り、必要十分だと感じる。
サイズは結構でかい
G703やG502などのザ・ゲーミングな見た目ではなく割とシンプルな見た目なのも相まってそこそこ小さいイメージを持っていたのだが、Lサイズと公式が言っているM750Lとほとんど同じ大きさなので結構でかい。ただ、高さはそこまでないので、M750Lとはまた違ったグリップ感なのも面白い。
ホイールの質感が良い
ホイールを回すときの抵抗が程よく、回すときに重いと感じることはないし、かと言ってホイールを押すときに勝手にスクロールすることもない絶妙な質感になっている。
これがストレスフリーで良い。また、ホイールそのものも、大きく幅広でとても良い。安いマウスだとホイールの質感が低いものが多いので、こういうところは流石5000円するマウスだと言える。
ボタンが気持ちいい
通常のマウスだと、左右クリックだけがカチカチで、他はコクコク感のある気持ちよくないスイッチが使われていることが多いが、このマウスはゲーミングだからか、全部のボタンがカチカチ感のある気持ちの良いクリック感があるものとなっている。
電池持ちはあまりよくない
電池持ちは単三電池一本で最大250時間だ。
1日8時間使う場合、1ヶ月しか持たない。
普通のマウスだと2年とかなので相当短く感じるが、電池一本で24時間しか持たない伝説のマウスも存在したので、それを考えるとまだマシだろう。
設定はG Hubで
このマウスはゲーミングマウスなのでG Hubと言うソフトウェアで設定する。
モノによってはLEDの光り方などを変えられるが、これにはそんなもん搭載されてないので、キー割り当てやDPIなどしか設定できない。ただ、事務作業をしている時に手元でピカピカされたらそれはそれで集中力が切れそうなので別にマイナスではないだろう。
オンボードメモリが便利
G304には、G Hubで割り当てた設定をマウス本体に保存できる便利機能がある。最大5種類登録できて、LEDでどれが有効になっているかわかる。
これがあれば、一度設定するだけでG Hubが入っていないPCでも自分好みの設定でマウスを使うことができる。
ソフトウェアを入れられないパソコンで自分用にカスタムしたマウスを使いたい場合に役に立つ。
これは便利なのでぜひとも普通のマウスにも搭載して欲しい。
結論:M750でいい
G304はやはり電池持ちの悪さがネックになってくる。
多くの人には、同じボタン数で2年持つM750を私はお勧めしたい。こちらはジェスチャー機能を利用することで一つのボタンに最大五つの機能を当てることができる。これはG Hubで設定するゲーミングマウスではできない。
ただし、オンボードメモリ機能が便利なので、設定ソフトを自分で入れられないPCで作業することがある人は、このマウスに限らずゲーミングマウスを使ってみるのもありだと思う。