今回は、2009年に発売されたLogicool M705シリーズの後継機であるM705m/SE-M705(以下M705m)とM720を比較していきたいと思います。
デザイン
左から旧M705、M705m、M720です。デザインはM720だけ左右対称で異質ですが、握った感じはそこまで変わりません。
ボタン数
M705mは左右クリック、ホイールクリック、チルトホイール、サイドボタンx2の計7つで、旧M705とM720はサイドボタンもう一つを加えた計8つです。M705にはないサイドボタンはぱっと見ではわからないようになっているステルスサムボタンというもので、2007年のMX-1100で初登場し、現在ではMX MASTERシリーズにも搭載されています。
電池持ち
M705は単三電池2本で3年も持ちますが、M720は単三電池1本で2年です。
1本あたりで考えるとM720のほうが長いですが、電池を変えるスパンはM705のほうが長いです。
接続
旧M705とM705mはUnifying1台のみに対し、M720はUnifyingとBluetoothで3台接続が可能です。しかし、M720のデバイス切り替えボタンはサイドボタンと同じところに並んでおり、大きさも全く同じなので、慣れるまでは間違えて押してしまうことも考えられます。
結論:M720は高い
M720は性能は高いものの、値段が非常に高いです。なので、代わりにHPのクリエイターワイヤレスマウス HP 930をおすすめします。この機種は、M720と同じボタン数、接続台数でLogicoolの最上位機種であるMX MASTERと同じような形をしています。値段もHP公式だと9000円くらいですが、AmazonやHPのパソコンとのセットでやりやすく買えるのでオススメです。