始めに
この前、LogicoolのPebbleことM350を紹介しました。
コンパクトで外で使うのにいいマウスではあるのですが、Optionsが使えない、ボタンがちょっと少ないなど多少不満もありました。
今回は、そんなPebbleの弱点を潰したLogicool POP マウス M370をPebbleと比較しながら紹介したいと思います。
デザイン
形状こそシンプルなものの、色がなかなか毒々しいです。一色で統一されていたPebbleとは真逆の印象です。
ボタンは4つ(実質12個)
Pebbleでは、左右クリックとホイールクリックの3つでしたが、POPではその他に絵文字のボタンがあります。ホイール手前の〇がそれです。ボタンを押すとWindowsの場合は絵文字の一覧が出てきます。
「せっかくの4つ目をそんな謎の機能に使ってるのかよ」と思う方もいるかもしれませんが、実は、ジェスチャー機能で化けます。
ジェスチャー機能とは、普通にボタンを押した時と押しながら上下左右に動かした時とでそれぞれ別の操作を割り当てることができる機能のことです。
このマウスの場合、先ほどの絵文字ボタンとホイールクリックに操作を5つずつ割り当てることができるので実質12ボタンマウスとなります。
12ボタンもあれば割り当てたい動作をすべて割り当てることが可能ですし、何なら余ったり覚えられなかったりするレベルです。私はとりあえず絵文字ボタンにのみジェスチャーを割り当てています。
接続台数も増えた
PebbleではUnifyingとBluetoothで1台ずつでしたが、POPではLogi BoltとBluetoothとなり、接続も3台になりました。これにより、家のデスクトップ、ノートPC、iPadに接続するなんてことも可能になりました。
実質マウス3台分の働きをしているので、1台あたり1300円ですね。もちろん、このマウスは1300円のマウスよりも遥かに高性能です。
ホイールが静かに
ホイールがただのホイールからSmart Wheelに変わりました。
弾くと高速でスクロールする、Webホイールに似たホイールですが、音は圧倒的にこちらの方が静かです。
一部のボタンだけうるさいと、そこだけ使えなくてもどかしい思いをすることになるので全部静かなのはいいですね。
レシーバーを収納できない
POPマウスは上部全体が蓋となっていて、外すと電池交換が出来るのですが、何故かレシーバーを収納するスペースがありません。ですが、私は基本的にBluetoothで使うので問題ありませんでした。
厚みが増した
Pebble M350の利点の1つに持ち運びに便利な薄型形状がありましたが、M370では少し厚みが増してしまいました。その代わり持ちやすさは向上したのでキツキツのカバンにマウスを収納している人でもない限り、メリットのほうが大きいと思われます。
外で使うマウスはこれで決定!
最初に書いた通り、私は今まで外でマウスを使うときはPebbleをよく使っていたのですが、ボタン数の少なさに少し不満を持っていました。ですが、POPにすることで、ボタンが4つ(実質12)に増えたのでかなり快適になりました。弱点も、厚い・レシーバーが付属していないくらいで多くの人には関係ない感じなので、かなりおすすめです。今後はPOPと共に外に出ようと思います。