見た目
サイドボタン、ホイール手前のボタン、チルトホイール等ボタンが多く、それなりに性能が高かったことがわかる。
当時の価格は6980円で、当時のハイエンドマウスMX-1000(9980円)よりも安く、今で言うM720にあたるマウスと言って良さそうだ。
実際、このマウスはMX1000に比べると明らかに違う部分がある。
分かりやすいのは充電のランプだ。MX1000は半透明の部分に充電のメーターが浮かび上がるかっこいい仕様になっているが、CLK-C71Rは真ん中にちょこんとLEDがついているだけだ。
また、このマウスは右利き用だが、現在の右利き用マウスと違い、小指側も少し凹んでいる点も興味深い。
ソフトウェアで設定
このマウスはLogicoolの公式ソフトウェアで設定できるのだが、今のようなOptionsではなく、SetPointというソフトを使う。
個人的に感動したのは、画像左のマウスの画像をSetPointが勝手にネットから拾ってきてくれた点だ。2004年のマウスなのにまだLogiのサーバーに残っているということだろうか。
充電池を見てみる
充電池はこんな感じだ。
MX-1000のような分解しないと取れない電池ではなく、蓋さえ外せば取れる電池となっている。この点は素晴らしい。
取り出したのがこれ
乾電池2個をくっつけたような形をしている。というか充電式乾電池そのものだ。
そらくこのマウスは電源ボタンがないので使わない時に無駄に消費しなくて済むようにこうしたのだろう。電池式の方(CLK-C71)の型を流用したかったとも考えられる。
普通の電池で使えるのか
見た感じだと普通の単三電池も入りそうなので、入れてみた。
見づらいかもしれないが、読み取り用の赤色LEDがしっかりと光っている。使えそうだ。ちなみに、エボルタを入れたまま充電器に置いてみたが、一瞬充電のランプが点いたあとすぐ消えてしまった。流石にエボルタは充電できないようだ。
MX-1000の充電器との互換性
MX-1000の充電器がこれの充電器とほとんど同じだったので、そっちにも挿してみた。
これが意外なことに、途中で引っかかってしまい充電できなかった。
さらに衝撃なのは、ACアダプターも互換性がなかった点だ。そこは別に変える必要はないと思うが…
Cordless Click! Plusは面白い
こんかいは、Cordless Click! Plusの中で最も新しい充電式のモデルを紹介した。
他にも、電池式のモデル(CLK-C71)やチルトホイールなしのモデル(CLK-C70)もあるので、そちらも見ていきたいと思う。