LogicoolがPebble M350マウスとK380キーボードの新型であるPebble 2 M350SとPebble Keys 2 K380Sを10月19日に発売すると発表しました。
デザインがほとんど同じな上、価格はマウスが3,630円、キーボードが5,280円と旧型より数百円高いですが、進化点を見てみたところ、このPebble 2シリーズがかなり傑作の予感がするので見ていきたいと思います。
Pebble 2 M350Sと旧型M350のスペック比較
Pebble 2 M350S | Pebble M350 | |
ボタン数 | 3 | 3 |
電池 | 単三1本/2年 | 単三1本/18ヶ月 |
カスタム | 可能 | 不可能 |
接続 | Bluetooth/Logi Bolt | Bluetooth/Unifying |
接続台数 | 3 | 2 |
センサー | 400~4000(100刻み) | 1000固定 |
価格 | 3,630円 | 3,300円 |
その他 | レシーバー別売 | ナノレシーバー付属 |
Pebble 2 M350S マウスの進化点
設定ソフトウェアに対応
前作のPebble M350は設定ソフトウェア(当時はLogicool Options)に対応していなかったのが弱点でしたが、Pebble 2ではしっかり対応しています。
ホイールにジェスチャーを割り当てることで多ボタンマウスとして使用したり、スクロール速度の設定を変えたりと、カスタマイズの幅が広がります。
私がPebble M350に感じていた唯一の不満がこれだったので、この進化だけで即購入してしまうレベルです。
接続台数が2台から3台に(ついでにLogi Boltにも対応)
接続台数がM750やPOP MOUSEと同じ3台に増え、Logi Boltにも対応しました。
エントリーモデルでありながら上位機種と同じにしてくれるのは太っ腹ですね。
電池持ちが6か月伸びた
18ヶ月から24ヶ月に伸びました。
センサーが強化
Pebble M350では1000DPI固定だったものが400~4000で100刻みで設定可能になりました。
M350SはM350とPOP M370の穴を埋めてくれる
前作のPebble M350とPOP M370は性能にも価格にも差があったので、Pebble 2 M350Sが出たおかげでより選びやすくなったように感じます。
また、Pebbleが安いエントリーモデルから一線を画す存在になったような気がしてPebbleファンの私としてはうれしい限りです。
Pebble Keys 2 K380SとK380の比較
Pebble Keys 2 | K380 | |
電池 | 単四2本/3年 | 単四/2年 |
接続 | Bluetooth/Logi Bolr | Bluetooth |
接続台数 | 3台 | 3台 |
設定ソフトウェア | Options Plus | Options Plus |
カラー | 5色 | 4色 |
価格 | 5,280円 | 4.400円 |
Pebble Keys 2 K380Sの進化点
Logi Boltに対応
マウスのほうと同じくこちらもLogi Boltに対応しました。
しかし、前作でUnifying USBに対応していたマウスと違い、キーボードはこれが初のUSB対応なので感動はかなり大きいです。
私のようにキーボードはBluetooth接続NGな人にはかなりうれしい進化となっています。
電池持ちが長くなった
前作では24ヶ月だったのが今作では36ヶ月になりました。
グラファイトがいい感じになった
前作のグラファイトはF1~F3が黄色くて私個人の感想としてはダサかったのですが、新作では白くなり、ツートンのいい感じになりました。
弱点がなくなった
前作のK380にはBluetoothにか対応していないという大きな弱点がありましたが、新型のPebble Keys 2ではそれが無くなった上、電池持ちがよくなり、しかもPebble Keysという安物にはない名前まで手に入れてしまいました。
個人的には高価なK780やMX Keys miniに対抗できるレベルだと思います。
Pebble 2を全力で推したい
Pebble 2は私がかなり気になっていたソフトウェアで設定できない(Pebble M350)、USB接続ができない(K380)という致命的な弱点を見事に克服してくれました。
ソフトウェアで設定できることがアイデンティティの一つだったPOP Mouse M370やUSB対応のパンタグラフキーボードのK580、K780、MX Keys miniの立場はPebble 2シリーズの登場によりかなり揺らぐんじゃないかなと考えています。
10月19日が楽しみです。