つい先日、Logicoolから1,300円のBluetoothマウス「M196」が発売されました。
同社のBluetooth対応マウスとしては最安で、コスパよさそうなんですが、
気になるのが、M196よりも前に出ていた低価格Bluetoothマウス「M240 Silent」との違いです。
この記事では、M196とM240 Silentを比較し、どちらがより優れているのかを見ていこうと思います。
性能比較 ざっくりと
M196とM240のスペックをざっくりとまとめてみました。
M196 | M240 | |
価格(公式ストア) | 1,430円 | 2,100円/2,310円 |
ボタン数 | 3 | 3 |
クリック音 | 通常 | 静音 |
カスタム | 不可 | 可(Logi Options+) |
接続 | Bluetooth LEのみ | Bluetooth LE/Logi Bolt USB |
センサー | 赤色LED/1000DPI | 不可視LED/400~4000DPI(100刻み) 公称値:1000DPI |
電池 | 単三電池x1 | 単三電池x1 |
電池寿命 | 12ヶ月 | 18ヶ月 |
互換性 | Windows 10~/macOS 11~ | Windows 11~/macOS 11~/iPad OS 14~ Android 9.0~/Linux/Chrome OS |
無償保証 | 2年保証 | 1年保証/2年保証 |
その他 | 保証期間によって値段が異なる Logi Boltレシーバー別売(1,320円) |
こんな感じです。ただこれだとざっくりしすぎてイメージがつかみづらいのでもう少し細かく見ていきましょう。
性能比較 詳しく
ここからは、先ほどの票だけではイメージが湧きづらい部分を細かく見ていきます。
ボタン数は同じ カスタムの有無が大きい
M196もM240も左右クリックとホイールクリックの3ボタンですが、M240は公式ソフトウェアのLogi Options+でカスタムすることができます。
これにより、操作の幅が広がります。
また、ジェスチャー機能を利用することで、1つのボタンに最大5つの機能を割り当てることができるため、M240は実質7ボタンマウスとして使うことができるのも強みでしょう。
M240はLogi Boltに対応 ただしレシーバーは別売
M240限定の機能の一つとして、Logi Bolt(USBレシーバー式無線)に対応しています。
ただし、レシーバーが別売です。1,320円します。2,000円のマウスのマウスに1,320円課金するのは微妙ですよね。
正直あまり強みにはならないように思います。USBで使いたい場合はM220/M221 Silentも選択肢としてありかもしれません。
M220/M221はM240のUSB無線(非Logi Bolt)版で、値段もちょっと安いです。ただ、Logi Options+に対応していないので一長一短ですね。
センサーの違いは気にならない
M240は目に見えないLED(Logicool曰くスムーズなオプティカルトラッキング)を、M196はガンガン目に見える赤色LEDを搭載していますが、
私の環境ではそこまで違いを感じられなかったですね。
マウスパッドなしのデスクでしっかりとマウスポインタが動いていました。
クリック音の違いは大きい
M196は普通のマウスにありがちなカチカチ音がしますが、M240は静音クリックに対応しており、カチカチよりもコクコクという音に近いです。
図書館など、静かな場所で使いたい場合はM240一択でしょう。
ただ、静音クリックは押した感覚が小さく、違和感があるという声もあります。
家電量販店などで試してみるのも良いかもしれません。
Logicool以外のELECOMやバッファローも静音マウスを出していますので、M240を打っていなくてもある程度把握できると思います。
まとめ:選び方
M240とM196の選び方をざっくりとまとめました。
・とにかく安いほうがいい/カスタムしなくてもいい/静かな場所で使わない/Bluetoothだけでいい→M196
・カスタムしたい/静かな場所で使いたい/USBで使いたい→M240
こんなところでしょうか。
M196やM240、M240に近いマウスであるM550マウスの記事も書いておりますので、もしよろしければそちらもご覧ください。